結論から言うと、長所は基礎体力向上や健康増進のためには効力があります。短所は高い身体能力を鍛えるためには効力がないことです。トレーニングの目的に応じて有酸素運動を選択しなければなりません。
アスリートと呼ばれる人々の中でも種目によって筋力を使うレベルや頻度が異なります。短時間に最大限の筋力を発揮しなければならないのは、順に陸上競技選手→重量上げ選手→水泳選手→サッカー選手→バスケットボール選手といった具合でしょうか。
サッカー選手やバスケット選手は、攻撃や防御の際は最大限の筋力を必要とし、それ以外でも試合中のほとんどで身体を動かし続けていますので持久力も必要とされます。
一方野球選手などは、静止している時間もありますので頻度的には低いですが、ここ一番といった場面では最大限の筋力の働きが要求されます。
これらのような身体能力あっての職業の人々は、筋力増強のためのトレーニングには有酸素運動を取り入れていません。
瞬間的に力を発揮する筋力づくりのためには常に限界値でのトレーニングの継続が筋力向上の条件になりますので、無酸素運動が適しています。
高度な身体能力や瞬間的に力を発揮する筋力が必要な人々にとって、有酸素運動だけを実践していることはデメリットでしかありません。糖質をエネルギー源とした集中的な筋力発揮のためのトレーニングの補助として、基礎体力向上のために位置づけられるものです。
かといって無酸素運動だけでは故障の恐れも高くなります。どちらもバランスよく実践しなくてはなりません。
2008年08月23日
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